スペイン風邪からおよそ100年、当時の写真がこれ
2022/01/03 19:05
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1918年~1920年にかけて世界中で大流行したスペイン風邪(風邪と言われているがインフルエンザ)。画像は当時の社会の様子。この頃からマスクが防疫に効果的であると考えられるようになり、着用を求められるようになったが、自由を侵害するという理由から多くの人が拒否。中には公衆の前でわざわざ唾を吐いたり、せき込むしぐさをしたりする人まで現れる始末だった。こうした行動を取るのは男性に多かったせいか、パンデミックが始まった1918年は第一次世界大戦中であったが徴兵できる成人男性が激減したために戦争が早く終結したとも言われている。
なお、スペイン風邪と言われているが、記録に残っている最初の発症元はアメリカ陸軍の兵士。第一次世界大戦の中立国で、参戦国と比べて報道が自由だったスペインでいち早く感染情報が発せられたためであり、完全なとばっちり。当時の世界人口18~19億人のうち、27%にあたる5億人が感染。死者は5,000万~1億人以上と言われている。
マスク着用を拒否したり、意図的に誰かに感染させようとするような社会性の欠如した人は100年経ってもいなくならないものですね(´·ω·`)
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