死刑囚の遺体から臓器を摘出することが合法「だった」中国。2015年までは合法だったが、以降は禁止されていた。が、関係者の内部告発によると、囚人から臓器を摘出するために外科医が雇われており、遺体だけでなく、まだ生きている囚人が臓器を摘出されたという情報もある。

中国では市民がドナーとなり、臓器を提供することへの抵抗が強く、圧倒的に不足しているため臓器の密売組織が横行。2020年には交通事故の犠牲者を偽の救急車に乗せ、車内で臓器を取り出したとして医師を含む密売組織のメンバーが逮捕・有罪判決を受けるという闇が深い事件も発生している。