悪魔の兵器と呼ばれる地雷。なぜそのような名前がついているのかというと、その殺傷能力の高さではなく、重度の障害を負わせながらもあえて生かすことで、戦力を削ぎながら労働力も削くことで敵国の国力も落とすように作られているからだそうです。映像はサウジアラビアで地雷処理部隊が解体作業をしていると、さらにもう一つ下に置かれていた、という内容。これはかなり悪手ですね…(´·ω·`)地雷について調べているといろんな種類があったのでご紹介します。

■地雷の種類

・対戦車地雷

車両や戦車の破壊を目的としている。直径30～50cmで、150kg以上の重さがかかると爆発する。

・対人地雷

小さいもので5cm～15cm。サイズによって異なるが数キロの重さで爆発する。

・破砕型地雷

地面に埋めるのではなく、木や建物の物陰にワイヤーを張って設置する。爆発すると20～30m四方に時速100kmで破片がばらまかれる。

・跳ね上げ型地雷

地雷本体が地面から跳ね上がり、地表1～2mで爆発させ、臓器や頭部を狙い殺傷能力を高めている。

・指向性地雷

前方向に対して内容物がバラ撒かれる。リモコンやワイヤーを引き抜いて起動させる。

・散布型地雷

飛行機やヘリコプターから大量にばらまかれる比較的小さい地雷。

・スマート地雷

自己破壊装置、自己不活性化という家電のような機能が付いた地雷。一定時間で爆発したり、しなかったりするため、無力化しているかの判断が非常に困難。